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午前10時の映画祭「ディーバ」

監督 ジャン=ジャック・ベネックス
出演 ウィルヘルメニア・フェルナンデス、リシャール・ボーナンジェ
1981年公開

フランスらしいとっても個性的な犯罪サスペンスだった。
一人の郵便配達屋の青年が、アリアの歌姫の公演を盗録する。そのテープとたまたま娼婦から死の間際にこっそり渡されていた犯罪組織を告発するテープが入り乱れて、殺し屋、刑事、歌姫、ベトナムの少女、謎の詩人たちが交差する。

1981年といえば、私が良く映画館に行くようになる直前の年だ。田舎の映画館にはこんな芸術色の強い作品はやってこなかったからということもあるが、今の今までまったく知らない作品だった。

癖のある殺し屋はその後何度も何度も日本のドラマや映画に現れるのだが、もしかしたらこれが最初なのではないか。

CDの現れる直前の作品である。ベトナムの少女がなかなかおしゃれにLPレコードを万引きする。まだまだテープ録音が精度を極めていた頃である。

歌姫は決してレコード録音を認めていなかった。「芸術に商業は要らないということか」という記者の質問に「商業は芸術のためにあるのよ」と言ってのける。しかし、これ以降ますます芸術はデジタル化が進み、形術、下術と変わっていったのは皮肉である。

犯罪はありきたりの展開だったが、作品そのものは当時の世相を見事に映している。
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Author:KUMA0504
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