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日輪の遺産

1945年8月10日、ポツダム宣言受諾を決定した直後、参謀本部の真柴中佐(堺雅人)は軍上層部から「マッカーサーから奪取した財宝を隠匿せよ」という極秘任務を与えられる。財務省の俊英(福士誠治)、大陸帰りの軍人(中村獅童)と、何も知らないで20人の女子学生らと共に作業をするが、追加任務として与えられた命令は非常極まりないものだった。

監督 佐々部清
出演 堺雅人 (司郎)
中村獅童 (望月庄造)
福士誠治 (小泉重雄)
ユースケ・サンタマリア (野口孝吉)
八千草薫 (金原久枝)


狙いは良く分かるし、良心的な作品だと思う。さすが、職人佐々部清監督だと思う。

少女たちのたたずまいが良い。彼女たちの存在自体が無垢でひたむきなので、本来軍人としての判断は「命令とおりにする」というのが本来のあり方だと思うのであるが、それを三人とも簡単に翻すのはある程度の説得力があった。

多くを語らない脚本、2.26の亡霊のような将校や、一度だけ見せる堺雅人の剣の腕前は効果的だった。

けれども、浅田次郎原作で良かったのは「鉄道や」のみであって、その後無数に作られた映画の九割ぐらいを見ているがことごとくダメだったという経験は今回も活かされてしまった。

原作はどうだったのかは良く分からないけど、少女たちがあの短い間に直ぐに決心した経緯や、マッカーサーが即座にあの財宝を諦めたのは納得がいかない。10秒のフラッシュで良いから納得のいく映像を見せて欲しかった。

浅田次郎の原作は「虚実織り交ぜ」が特徴なのであるが、「虚」にいつも共感できないのである。
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