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モールス

元映画は見ていない。けれども大体の「設定」は知っている。元映画の存在をまったく知らなかったらどうだったろうか。それなりに「いい映画」として記憶していたのではないか、と思う。
監督 マット・リーヴス
出演 クロエ・グレース・モレッツ (Abby)
コディ・スミット=マクフィー (Owen)
リチャード・ジェンキンス (The Father)
イライアス・コティーズ (The Policeman)
カーラ・ブオノ (Owen's Mother

主演の二人はよかった。クロエ・グレース・モレッツの存在感は特別だったし、女の子のような男の子のコディ・スミット=マクフィーは見事だった。

この物語がどうして1983年のことのみを描いているのか、その必然性が良く分からなかった。もしかしてオーウェンが40歳になったときのバージョンも創っていたのではないかと勘繰るくらいだ。それとも、レーガンの「善の国アメリカ」が「悪」と闘うという、アメリカ国民にとっては有名な演説を入れたいがためだけにここに時代設定をしたのか。もしそうならば、2001年にブッシュの演説のほうが明確だったのに、と思う。ラストはそれを聞く40歳のオーウェンの姿にすれば、この作品は名作になったかもしれない。

「ポーの一族」のように、歴史の中の彼女の歴史をさらりと創作していたならば、もっと深みが出ただろうに。どうして許しを得ずに中に入ると、血を噴出すのか。その辺りの謎を匂わすだけでも良かった。日本版で誰か作らないだろうか。

この男の子、「マイ・ロード」の息子役である。あのときの彼は、どう見てもシャリーズ・セロンそっくりに描かれていた。あれはたまたま彼が似ていたのだと思っていたのだが、今回は全然セロンの面影はない。あれは映画的な仕掛けだったのだと、今更ながら思ったのでした。

「モールス」という題名はしゃれているようで、全然だ。それほど重要な言葉じゃない。原題の「LET ME IN」が一番よい。でも「レット・ミー・イン」じゃダメなのは明確だ。では「中に入れて」ではイマイチ。第一エロくなってしまう。

カーズ2

初めて見ました。最近のピクサー見ていないんです。やっぱりアニメは立体じゃ違和感があったので。

監督 ジョン・ラセター
ブラッド・ルイス

でも、車を擬人化するのは魚を擬人化したり、人形を動かしたりするのよりも違和感の無いことに気がつきました。何よりも世界観が広がります。彼等は世界を縦横に動けるので、実際のイタリアやロンドンの景色をそのまま取り込んで活躍することが出来る。これは強みでしょうね。そのときに登場したら絶対に違和感の出てくる『人間』が一切でてこないというのが一番よかったですね。

ただ、「トランスフォーマー」でも感じたのですが、どうしてこんなに目まぐるしく場面転換しなくちゃなんないのか。レース場面は絶対にスピード感を出さなくちゃいけないと思いますが、それ以外のところはもっとゆっくり『説明』や『種明かし』をして欲しい。

ゲーム世代にはこのスピードじゃなくちゃ面白くないのでしょうか。私は会話の『間』や『情緒』をもっと楽しみたい。

よくもまあ、あそこまで描きこんだものです。一体ピクサーの分業体制って、どういう仕組みなんだろ?

午前10時の映画祭「風と共に去りぬ」

「風と共に去りぬ」
もうこれで4-5回目くらいの鑑賞だけれども、たぶん大画面で見たのはこれが初めてではないだろうか。なんと一分ほど遅れて行ったらチケットが最後の一枚だっのたので一番前の端から見るはめになった。それだけが心残りであるが、ともかく劇場で見ると全然違う。本物の建物と調度品、そして駅前の負傷者のあの海!!爆撃時のアトランタの人海戦術などの見事なセット、「明日のことは明日考える」という台詞はスカーレットの最初の登場場面で既に為されているなど、見事な脚本、その他発見がたくさんあった。

1400178336風とともに去りぬ

監督
ヴィクター・フレミング
主な出演者
ヴィヴィアン・リー 、 クラーク・ゲイブル 、 レスリー・ハワード 、オリヴィア・デ・ハヴィランド


未だにわからないのは、このスカーレット・オハラは最初から最後まで自己中心的できっと彼女にしたならば振り回されて疲れてしまって、私なら一年も持たないだろうに(^_^;)、どうしてここまで永遠のヒロイン像の座を保つことが出来ているのか。ということだ。

ひとつは彼女の美しさであることは間違いない。最初の登場場面では少女というにはあまりにも成熟した顔がアンバランスで、なかなか馴染めないのであるが、結婚してあっという間に未亡人になり、戦火に塗れる辺りから急激に美しさが際立ってくるのだ。あれはもしかしたら、ヴィヴィアン・リーという新人女優の「成長」自体もこの映画は記録していたのではないか、とさえ思えるのである。

ひとつは常にレット・バトラーの視線から見たスカーレットの半生記という面があるということ。レット・バトラーという男は、スカーレットと同類だと自ら言ってはいるが、一方では自分と世界とスカーレットを冷静に分析できる知性をも持っている。そこがスカーレットとの大きな違いであり、魅力である。おそらく彼女の行動力はレットをも凌駕していたのであろう。美しさもあいまってレットは生涯スカーレットを愛してしまった。その視線から常にこの映画は出来ているのである。彼女の欠点はよく見えるけれどもやっぱり彼女が魅力的に見えてしまうのだ。けれども彼女を御することが出来たのはレットだからであって、前夫同様我々では無理なのだ。

しかし、この映画とて万能ではない。今から見ると、彼女がラストで突然タラという故郷の「土地」への愛に目覚めるというのはやはり強引のような気がする。彼女がタラの地で頑張っていたのは、結局最初と戦後の一時期だけなのである。なぜ彼女が最後に目覚めるのが、製材業やその他「商売」への愛ではいけなかったのか。そこら辺りが説得的ではないのである。

そして、今回発見したのは、この映画は今でこそ名画の中に繰り入れられていて、事実名作なのであるが、一方ではものすごい「メロドラマ」であったということだ。後半の一度ならずも三度か四度のスカーレットとレットとのお互い愛していながらの「気持ちのすれ違い」というのは、今の映画では気恥ずかしくてめったにやらないことだ。ただし、韓国ドラマでは定番である。しかも、スカーレット、レット、メラニー、アシュレの四画関係は、もしかしたら韓国がこの映画をお手本にしているのではないかと思うほどに良く出てくる。

韓国ドラマのルーツは「風と共に去りぬ」だった。

ツリー・オブ・ライフ

「わけ分からんかった」「失敗やったな」という呟きがもれ、久し振りに途中退場が続いたパルムドーム受賞作を鑑賞した。

監督 テレンス・マリック
出演 ブラッド・ピット
ショーン・ペン
ジェシカ・チャスティン
フィオナ・ショウ
ハンター・マクケラン

まさか冒頭から弟が死ぬとは思わなかった。

いや、ヨブ記が冒頭から出てくるとは思わなかった。

テレンス・マリックにはもう怖いものなど何も無いのだろう。したいように映像を作る。あらかじめストーリーラインなどは無視する。

冒頭に宇宙から地球誕生、恐竜まで出てきたのは、それなりの「覚悟」を促したと思う。

結局、二時間と少しのあいだ、音楽を聴くように感じ取れ、ということなのだろう。弟が死ぬ理由は最後まで明らかにならなかった。ジャックが抱えている「人生の迷い」もついには明らかにならなかったし、父親や母親の最期も明らかにならなかった。

多かれ少なかれ、父親は理不尽であり、母親はとてつもなく優しい。自らのイメージを喚起しながら、人に訪れる厄災は避けようも無いのだという神父様の言葉を聞きながら、母親の愛の言葉を思い出しながら、父親の今になって思う人生の辛さをかみ締めながら、『生命の木』の繋がりを感じながら、最後の生命が生まれたという渚の場面で思いを馳せるのが正しいのだろう。

遠い古代の水辺で、瀕死の餌の恐竜に向かわずに立ち去った肉食恐竜に幸あれと願う。

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

「今度のだけは3Dで観ないと絶対後悔するって」という映画仲間の言葉を信じ、「大嫌いな」3Dで観ました。

監督 マイケル・ベイ
出演 シャイア・ラブーフ
ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ
ジョシュ・デュアメル
タイリース・ギブソン
ジョン・タトゥーロ

公開される度に私は映画館で見ているのです。それでもオートボットたちの見分けが付かない。それに「ディセプティコン」ってどうしてそんなに発音しにくい名前になっているの。登場人物たちが新旧入り乱れて、やっぱり今回も混乱してしまった。それに付け加えて、どうして3Dメガネで観ると、こんなに疲れるの?もう目が疲れて疲れてついつい意識が飛んで……、そしたらシモンズとディランを間違って認識してしまって、だから私は3Dは嫌だといったんだ……。

ストーリーはもうどうでもいいや、映像を楽しもう。うーむ、確かにすごいけどねえ。目が付いていけない映像を作る意味なんてあるの?

前回の頭空っぽ、肉体派美女になぜ振られたのかは知らないけど、今回の知性派肉体派美女には振られないようにしようね。
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